レジストリSID とは?
私たちの誰もが現在よく知っているコンピューティングの特徴の1つがセキュリティです。
Windows XP は、すべてのユーザーアカウント、コンピューターアカウント、ならびにオペレーティングシステムが背景で使用する他の種類の
“オブジェクト” のセキュリティを管理する方法を必要とします。
(レジストリの基本を理解するうえで必要なのは
ユーザーアカウントだけです。)
Windows がセキュリティを管理する数多くの方法の1つが、
各ユーザーに対する一意識別子の供与です。
これは、
セキュリティ識別子、または短縮してSID と呼ばれます。
アカウントSID’ はレジストリに
よく見られるため、少なくとも認識しておくことが重要となります。 例えば、
自宅のPC にログオンする際、USER01 というアカウント名を使います。 しかし、
実際のところ、コンピューターはこのアカウントをSID として認識します。 SID’ は非常に長い
データの "ストリング" であるため、記憶するのは極めて厄介です。
一例として、自宅のPC 上の特定のユーザーアカウントのSID は:
S-1-5-21-1606980848-725345543-1801674531-1003 (
図 1.0を参照)
<< SID >>
図 1.0 レジストリからのSID 例
ユーザーSID の一覧:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion \ProfileList
さて、ログオンしたい時にいつでもSID を入力すると仮定してみましょう。
単純にユーザーネームを入力する方がはるかに簡単です。 しかしながら、現時点のユーザーが所有するあらゆるフォルダーや
オブジェクトなどは、コンピューター
’ のセキュリティチェックがアカウント’ のSID として識別します。
ですから、仮に別の
アカウントが、特定のユーザーアカウントに制限されているフォルダーにアクセスしようとしても、
フォルダーへのアクセスは拒否されてしまいます。
基本として、実際に起こっていることとは、つまり、
現在のユーザーSID が、Windows によって、フォルダーに存在していることを認識されている
許可に一致しないと、そのユーザーへのアクセスは拒否されるということです。
ところで、SID’ は
自宅PC’ に制限されているだけではありません。 コンピューターのネットワークを備えた会社にて勤務している場合、
SID’ がネットワークへのログオンを管理する役割を果たします。
アカウントに有効なSID がないと、ネットワークにログオンすることが
できなくなります。
実際、SID’ はもっと複雑なものですが、
自信を持ってレジストリを活用するのに、わざわざWindows セキュリティエクスパートになる
必要はありません。 したがって、SID の概観と
基本機能さえ把握しておけば、レジストリを理解するうえでは
十分です。
他にもレジストリに含まれているSID が存在します
…。 例: S-1-2 (ローカル権限アカウント)
Windows のオペレーティングシステムにおいてよく知られている
セキュリティ識別子の完全一覧:
http://support.microsoft.com/kb/243330
